コラム

ハワイのキンダーは何歳から?公立と私立の年齢の決まり

ハワイのキンダーは何歳から?公立と私立の年齢の決まり
Academia123

執筆:Academia Tutor School 編集部/監修:Yamahi

この記事の答え
  • 公立校(HIDOE):7月31日までに5歳になる子は、その年度にキンダーに入ります。8月1日以降に5歳になる子は次の年度です。2027-28年度なら、2021年8月1日〜2022年7月31日生まれです。
  • キンダーは義務教育です。ハワイ州の法律で、7月31日までに5歳になる子は公立か私立の学校に通う必要があります。2014-15年度からは、私立校に通う場合などをのぞき、公立のキンダーへの入学が求められています。
  • 私立校は学校ごとに基準が違います。2027-28年度のキンダーは、プナホウ 2021年6月1日〜2022年7月31日生まれ、イオラニ 2021年6月1日〜2022年8月31日生まれ。セント・アンドリューズとセント・クレメンツは12月31日が基準です。
  • プリK・ジュニアキンダーはキンダーの前の1年です。州の無料の公立プリKは、7月31日までに3歳か4歳になる子が対象(条件あり)。ハナハウオリやル・ジャルダンなどの私立校にはジュニアキンダー(JK)があります。

「うちの子は何年度にキンダー?」は簡単な質問に見えますが、ハワイでは公立か私立か、私立ならどの学校かで答えが変わります。この記事では、州の法律とハワイ州教育局(HIDOE)が決めている公立校の基準、私立校それぞれの基準、プリK・ジュニアキンダーとの違いをまとめました。

公立校の基準:7月31日までに5歳

HIDOE の入学案内は「7月31日までに5歳になる子はその年度にキンダーへ、8月1日以降に5歳になる子は次の年度へ」としています。生まれた日で見ると次のとおりです。

生まれた日公立キンダーの年度
2020年8月1日〜2021年7月31日2026-27年度(いまの年度)
2021年8月1日〜2022年7月31日2027-28年度
2022年8月1日〜2023年7月31日2028-29年度

入学の手続きは、住所で決まる公立校に直接行って行います。年齢の確認には出生証明書を使い、外国籍の子はパスポートか学生ビザでもよいとされています。キンダー用の追加の入学フォームもあります。

ハワイではキンダーから義務教育

はい、義務です。ハワイ州法(Hawaiʻi Revised Statutes)§302A-1132 は、その年度の7月31日までに5歳以上になり、1月1日の時点で18歳になっていない子どもに、公立か私立の学校へ通うことを求めています(除外・免除される場合をのぞく)。同じ条文の (c) 項では、2014-15年度から、年齢の条件に当てはまる子は、私立校に通う場合などをのぞいて公立のキンダーに入学させることになっています。HIDOE はこれを「5歳(7月31日時点)から18歳(1月1日時点)まで学校は義務」とまとめています。日本の年長と同じ年ごろから義務になる、と考えるとイメージしやすいです。

どの学校に通う場合でも、ハワイでは初めてプリスクールや公立・私立の学校に通う前に、健康診断・予防接種・結核(TB)の検査の3つが州法で求められています。健康診断は初日の1年以内に受けたものが必要です。

私立校:学校ごとに基準が違う

私立校の入学では HIDOE の基準は使われず、学校ごとに決まっています。2027-28年度のキンダーの基準は次のとおりです。

学校2027-28年度キンダー公立校の基準とくらべると
プナホウ2021年6月1日〜2022年7月31日生まれ2021年6〜7月生まれも対象
イオラニ2021年6月1日〜2022年8月31日生まれ2021年6〜7月と2022年8月生まれも対象
ミッドパシフィック2027年7月31日までに5歳同じ基準日
カメハメハ カパラマ校入学する年の7月31日までに5歳同じ基準日
ル・ジャルダン2021年7月31日〜2022年7月30日生まれ始まりと終わりが1日早い
セイクリッド・ハーツ2027年8月までに5歳基準が7月31日ではなく8月
セント・クレメンツ2022年1月1日〜12月31日生まれ(暦年)8〜12月生まれは公立より1年早く入る
セント・アンドリューズ2027年12月31日までに5歳8〜12月生まれは公立より1年早く入る
本願寺ミッションスクールその年度の12月31日までに5歳8〜12月生まれは公立より1年早く入る
ハナハウオリキンダーの募集なし(JK のみ)—
キンダーは何年度?(生まれた月で見る)
公立(HIDOE)プナホウイオラニ
2027-28年度にキンダー2027-28・2028-29の両方の対象2028-29年度にキンダー2026-27年度(いま)にキンダー
いま
▼ いまここ 2026/10/24(2026-27年度)
2021年6〜7月
公立:2026-27年度プナホウ:2027-28年度イオラニ:2027-28年度
2021年8月〜2022年5月
公立:2027-28年度プナホウ:2027-28年度イオラニ:2027-28年度
2022年6〜7月
公立:2027-28年度プナホウ:2027-28・2028-29の両方イオラニ:2027-28・2028-29の両方
2022年8月
公立:2028-29年度プナホウ:2028-29年度イオラニ:2027-28・2028-29の両方
2022年9月〜2023年7月
公立:2028-29年度プナホウ:2028-29年度イオラニ:2028-29年度
HIDOE・プナホウ・イオラニが公表しているキンダーの対象。2026年10月24日に確認。各行は子どもの生まれた月。

プナホウとイオラニの対象は12か月より長いので、年度と年度が重なります。プナホウの2028-29年度は2022年6月1日〜2023年7月31日生まれなので、2022年6〜7月生まれは2027-28年度と2028-29年度の両方の対象です。イオラニの2028-29年度は2022年6月1日〜2023年8月31日生まれなので、重なりは2022年6〜8月生まれです。重なりに当たる場合は、どちらの年度がよいか入学担当にたずねてください。

⚠︎ 受ける学校すべての基準を確かめる

2022年10月生まれの子は、公立なら2028-29年度のキンダーですが、セント・クレメンツ・セント・アンドリューズ・本願寺ミッションスクールには2027-28年度に出願できます。2022年8月生まれなら、イオラニは2027-28年度、プナホウは2028-29年度です。複数の学校を受けるときは、まず学校ごとの対象を一覧にしてから計画を立てます。

プリK・ジュニアキンダー・プリスクールの違い

どれもキンダーの前に通うクラスですが、しくみが違います。

  • 公立のプリK(EOEL):州の早期教育局(Executive Office on Early Learning)が、すべての島の一部の公立校の中で、無料の公立プリK を運営しています。その年度の7月31日までに3歳か4歳になることが条件で、2026-27年度は2021年8月1日〜2023年7月31日生まれが対象でした。英語を学んでいる子、里親のもとにいる子、収入が連邦の貧困基準の300%以下の家庭や TANF・SNAP を受けている家庭などが優先されます。HIDOE の入学案内は、公立のプリスクールについては EOEL を案内していて、ジュニアキンダーについては書かれていません。
  • 私立校のジュニアキンダー(JK)は、キンダーの1年前のクラスです。ハナハウオリでは JK がいちばん大きな入学の機会で、2027-28年度は2022年6月1日〜2023年7月31日生まれが対象です。キンダーは出願を受け付けず、前の年の JK のウェイトプールから埋まります。ル・ジャルダンには2027-28年度、PK(2023年7月31日〜2024年7月30日生まれ)と JK(2022年7月31日〜2023年7月30日生まれ)があります。
  • K〜12年の学校や幼児の学校のプリスクール:ミッドパシフィックは PS3・PS4(2027年7月31日までに3歳・4歳)。セント・クレメンツは暦年で Preschool 3・4(2027-28年度は2024年・2023年生まれ)。本願寺ミッションスクールは Preschool(10月31日までに3歳)と Pre-K。セント・アンドリューズのクイーン・エマ・プリスクールは2歳から。シャミナード大学のモンテッソーリ・ラボラトリーは3〜6歳で、1年中受け付けています。
  • プナホウとイオラニはキンダーからです(学年は K〜12年)。

プリスクールからそのままキンダーに上がれることを前提にするなら、在園児の扱いを学校に確かめてください。今回確かめた多くの学校のページには、その説明がありません。

日本から移る家庭へ:日本の学年との対応

日本の学年は4月2日〜翌年4月1日生まれで区切られ、ハワイの公立校は8月1日〜翌年7月31日生まれで区切られます。2026年度の日本の学年と、ハワイの公立キンダーの年度を合わせると次のとおりです。

生まれた日日本の学年(2026年度)ハワイの公立キンダー
2020年8月1日〜2021年4月1日年長2026-27年度(いま)
2021年4月2日〜7月31日年中2026-27年度(いま)
2021年8月1日〜2022年4月1日年中2027-28年度
2022年4月2日〜7月31日年少2027-28年度
2022年8月1日〜2023年4月1日年少2028-29年度
  • 日本の年中のうち4〜7月生まれは、ハワイの公立ではすでにキンダーの年です。年少の4〜7月生まれは、ハワイでは1つ上の学年と一緒になります。日本の学年ではなく、生まれた日で考えてください。
  • 公立校では外国籍の子の年齢の確認にパスポートか学生ビザを使えます。ただしアメリカの決まりで、F-1 ビザの生徒は公立校のキンダー〜8年生に通えません(F-1 の学生の子として F-2 で滞在する子は公立の K〜12年に通えます)。
  • 健康診断・予防接種の記録・結核の検査は、日本にいるうちに準備を始めると安心です。

Academia Tutor School でできること

入る年度が分かったら、次は準備です。私立校受験対策プログラムでは、英語で大人の指示を聞く、少人数のグループで取り組む、質問に文で答える、といったキンダー・JK のアセスメントで見られる力を練習します。授業は月〜金の放課後、個別か5人までの少人数グループです。日本からオンラインで受講することもできます。2026年は、生徒たちが23校に合格しました。

合格を約束できる塾はなく、私たちも約束はしません。目指すのは、お子さんが落ち着いてアセスメントに臨み、自分らしさを出せることです。

関連ページ

出典と時点

  • Hawaiʻi Revised Statutes §302A-1132「Attendance compulsory; exceptions」(capitol.hawaii.gov)
  • ハワイ州教育局(HIDOE)「How to Enroll」「Overview of Hawaiʻi Public Schools」「Attendance Policy」「Student Health & Immunization Requirements」(hawaiipublicschools.org)
  • Executive Office on Early Learning「EOEL Public Prekindergarten Program」「Eligibility and Priority Categories」(earlylearning.hawaii.gov)
  • Study in the States(米国国土安全保障省)「Kindergarten to Grade 12 Students」(studyinthestates.dhs.gov)
  • Punahou School「Kindergarten – Grade 3」、ʻIolani School「Day Admission」、Mid-Pacific Institute「Apply to Mid-Pacific」、Kamehameha Schools「Apply to Ke Kula ʻo Kamehameha Kapālama」、Hanahauʻoli School「Application Timeline」、Le Jardin Academy「Apply Now」、Sacred Hearts Academy「Admissions」、St. Clement’s School「Admissions」、St. Andrew’s Schools「Applying to K–12」「Applying to Preschool」、Hongwanji Mission School「Admissions」、Chaminade University Montessori Laboratory School「Admissions」

2026年10月24日時点の情報です。決まりは変わることがあるので、必ず HIDOE・EOEL・各校に確認してください。Academia Tutor School は各校と提携しているわけではありません。

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