ハワイの私立校の学費支援とは?仕組み・締切・対象
執筆:Academia Tutor School 編集部/監修:Yamahi
- 学費支援は家計の必要度で決まります。家庭が払える額と、通うのにかかる費用をくらべます。イオラニは成績による奨学金(メリット奨学金)を出していないと説明し、プナホウとイオラニは「学費支援を申請しても合否には影響しない」としています。
- 出願とは別の申請で、学校が指定するオンラインのサービスから出します。Ravenna(プナホウ・ハナハウオリ)、Clarity(イオラニ・ミッドパシフィック・ル・ジャルダン・セント・アンドリューズ)、FACTS(セイクリッド・ハーツ・本願寺ミッションスクール)。
- 2027-28年度の締切は10月〜2月です。プナホウ K〜5年 10月23日(終了)・6〜12年 2026年11月30日、ミッドパシフィック 12月15日、セイクリッド・ハーツ 12月31日(優先)、ル・ジャルダン 2027年1月15日、イオラニ・ハナハウオリ・セント・アンドリューズ 2027年2月15日。
- だれでも対象とは限りません。ミッドパシフィックはプリスクールと留学生には支援なし。イオラニは両親のアメリカの税の書類が必要で、寮の留学生には支援なし。自分の家庭の場合を各校にたずねてください。
プナホウ・イオラニ・ミッドパシフィックの2026-27年度の学費は、年32,000ドルを超えています。この記事では、学費支援(Financial Aid)のしくみ、学校ごとの申請先、2027-28年度の締切、対象にならない場合をまとめました。内容はすべて、2026年10月24日に各校の学費・学費支援のページで確かめたものです。決まりは学校ごとに違うので、学校が書いていることだけを書いています。
どのくらい支援しているか
ミッドパシフィックは、申請者の約85%が支援を受けたと報告しています。ル・ジャルダンは、支援額はふつう学費の10〜60%だとしています。
「必要度」はどう決まる?
- 基本の考え方:イオラニは、必要度を「家庭の資力と、生徒の教育費との差」と説明しています。その差の一部を支援が埋めます。
- 計算はサービス、決めるのは学校。ミッドパシフィックは「Clarity が計算した必要額の一定の割合」を支援すると説明しています。プナホウは、家計全体を総合的に見て決めるとしています。
- ふつうは両親とも対象。イオラニは、離婚・別居している場合もふくめ、実の両親それぞれに Clarity の申請を求めています。ミッドパシフィックも、別々に暮らす親の Clarity の申請を求めています。
- 毎年申請し直します。イオラニは毎年計算し直し、期限内に申請して条件を満たせば更新されます。ミッドパシフィックは、必要がある限り支援を続けるよう努めるとしています。在校生の締切は早く、プナホウは2026年9月18日、イオラニは9月20日でした。
申請先と締切(学校別)
日付が2つ書かれている学校もあります。ル・ジャルダンは学費支援のページが1月15日、入学の日程が2月15日。セント・アンドリューズは学費支援のページが2月15日、K〜12年の日程が2月16日です。どちらも早いほうの日付で準備し、学校に確認してください。
出願学費支援の締切申請の開始支援の結果
いくつかの締切は、2026年分の税の申告ができるより前に来ます。プナホウは「締切を守ることがいちばん大事で、正式な書類がそろってから修正できる」と案内しています。一方イオラニは、情報を新しくするため新しい家庭は2027年1月になってから始めるよう求めています(それでも締切の2月15日よりかなり前です)。
必要な書類
- イオラニ(新しく入る家庭):2026年分の W-2 すべて、2026年12月の給与明細、提出済みの2025年分の IRS Form 1040(付表つき)と2025年分の W-2。事業主は2026年1〜12月の損益計算書も。
- ミッドパシフィック:家庭の状況によります。たとえば事業主は2025年分の事業の税の申告書と K-1、不動産を持っている家庭はローンの明細や固定資産の評価額など。すべての書類をアップロードするまで申請は完了しません。
- 本願寺ミッションスクール:今年と前年の Form 1040。
- イオラニは、不動産や事業の有無などによって追加の書類を求めることがあるとしています。
申請すると合否に不利?
プナホウは、学費支援の申請は合否に「まったく影響しない」とし、入学の審査は家計を考えない(need-blind)と説明しています。イオラニも、合否と支援は別々に決めるとしています。今回確かめたほかの学校のページには書かれていないので、気になる場合はたずねてください。ミッドパシフィックでは、新しい家庭の多くが2027年3月に合否と一緒に支援の結果を受け取ります。
対象にならないことがある:プリスクールと留学生
- ミッドパシフィック:「プリスクールと留学生には学費支援はありません」。
- イオラニ:Clarity の申請と、両親それぞれのアメリカの税の書類の提出ができることが条件。寮の留学生には支援はありません。
- セント・アンドリューズ:プリスクールには学校の支援なし。ル・ジャルダン:支援は K〜12年が対象。
- プナホウとハナハウオリ:海外の家庭についての記載はありません。申請の前に学費支援の担当にたずねてください。
メリット奨学金は別のもの
必要度ではなく、成績などで選ぶ奨学金を持つ学校もありますが、下のどれもキンダー向けではありません。ル・ジャルダンは7年生と9年生に入る生徒、セント・アンドリューズのクイーン・エマ・メリット奨学金(学費の半額)は6・7・9年生、セイクリッド・ハーツのヘンリエット記念奨学金は9年生が対象です。イオラニはメリット奨学金を出しておらず、ミッドパシフィックの名前のついた奨学金もすべて必要度で決まります。
日本から受ける家庭へ
- 日本で収入を得ていて、アメリカで税の申告をしていない家庭は、まず対象かどうかを確かめてください。イオラニはアメリカの税の書類を求め、ミッドパシフィックは留学生を支援の対象にしていません。
- F-1 ビザの I-20 を出す学校は、資金の証明を求めます。たとえばミッドパシフィックは、学費・諸費用・生活費の1年分を示す銀行の残高証明を求めています。
- 学費はドルで決まります。円で予算を立てるときは、為替の動きも考えておくと安心です。
- 締切はすべてハワイ時間です(日本はハワイより19時間進んでいます)。
Academia Tutor School でできること
私立校受験対策プログラムでは、面接・グループ活動・アセスメントの準備をします。学費支援のような書類の準備にご家庭が集中できるよう、お子さんの準備を早めに進めます。授業は月〜金の放課後、個別か5人までの少人数グループです。日本からオンラインで受講することもできます。2026年は、生徒たちが23校に合格しました。お金や税についての助言はしていないので、学費支援の質問は各校の担当にお問い合わせください。
合格を約束できる塾はなく、私たちも約束はしません。目指すのは、お子さんが落ち着いてアセスメントに臨み、自分らしさを出せることです。
関連ページ
- ハワイの私立校キンダー受験の流れ|時期・当日・準備
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- ハワイの学校ガイド:プナホウ・イオラニ・ミッドパシフィック・ハナハウオリ・セイクリッド・ハーツ・ル・ジャルダン・セント・アンドリューズ・本願寺ミッションスクール
出典と時点
- Punahou School「Tuition and Financial Aid」(punahou.edu/admissions/tuition-and-financial-aid)
- ʻIolani School「Financial Aid」(iolani.org/admission/day/financial-aid)、「Day Student Tuition」「Boarding Tuition and Financial Aid」
- Mid-Pacific Institute「Tuition and Financial Aid」(midpac.edu/admissions/tuition-and-financial-aid)、「International Program」
- Hanahauʻoli School「Tuition and Fees」「Financial Aid」(hanahauoli.org)
- Le Jardin Academy「Tuition」「Financial Aid and Scholarships」「Apply Now」(lejardinacademy.org)
- St. Andrew’s Schools「Tuition」「Financial Aid and Scholarships」「Applying to K–12」(standrewsschools.org)
- Sacred Hearts Academy「Affordability」、2026–2027 Tuition and Fees(sacredhearts.org)
- Hongwanji Mission School「Tuition Info」(hongwanjimissionschool.com)
2026年10月24日時点の情報です。金額や締切は毎年変わるので、必ず各校の学費支援の担当に確認してください。Academia Tutor School は各校と提携しているわけではありません。

